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1月, 2013の投稿を表示しています

NHKスペシャル「世界初撮影!深海の超巨大イカ」興奮しすぎ

ツイッターで正気を完全に失ったつぶやきを連投したわけですが、NHKスペシャル「世界初撮影!深海の超巨大イカ」(→ 幻の深海巨大生物|NHK海 Ocean and Planet )は子どもさながらに大興奮した番組だった。ダイオウイカの目玉の大きさ並みに、デジタル放送後の目玉番組なんじゃないかと思います。視聴率とかどうなん、とかも。ダイオウイカの美しさが存分に堪能できました。 願わくば直接目で見てみたいものだけれど、「飛行機苦手の海怖い」だから絶対無理。これをこんな美しい映像で見ることができるなんて、美しき日本の放送協会の恩恵をこうむる私であります。 ツイッターのTLでも流れていたけれど、23分間のダイオウイカとの邂逅のために40年間を費やした窪寺氏に心から敬服します。2004年に駆け巡ったダイオウイカの写真撮影成功のニュース、よく覚えています。そこから深度600メートルに生息域があることを推定し、さらに異なる方法でアタックをかけていく様子はまさに手に汗を握る展開でした。マッコウクジラにカメラ付けて深海に潜らせる手法も、結果的に失敗したけれども、ユニークだしアドレナリン出まくりだし。 そもそも食べるのも見るのもイカ大好きなnjmです。鶴岡の海で泳ぐイカを目にした時の感動とか。その帰りにイカ焼きを食べたときのおいしさとか。まあそれは関係ないけれど。イカって綺麗なもんですよ。写真は元教え子が伊豆で釣りまくったそいつです。 * * * * * で、だいたいこの番組にはまってた人はいろいろいるだろうけれど、アラフォーどうなのよ。僕ら小さい頃、巨大魚を追うシリーズ、未知なる巨大生物を追うシリーズは、「2時間引っ張って最後は出ない」がお決まりだったでしょう。2時間引っ張って出るのは釣りキチ三平の巨大魚シリーズくらいなもんですよね、魚紳さん。それが本当に出ました。ご登場あらせられたわけです。 そのような意味で、窪寺センセとは別に僕らは感慨深いのですよ。10歳の時から30年、窪寺先生ほどではないけれど、待ち続けました!水曜スペシャルじゃない、NHKスペシャルでです。夢のスペシャルホールド完成でじゃない、NHKスペシャルでです。感涙なわけであります。子どもの時の夢がかなったかのような、、、。言い過ぎですか。そうですか。でもこの興奮はまさにそれ。NHK、ありがと

Dirty Projectors + Bjork "Mount Wittenberg Orca"

ダーティー・プロジェクターズ+ビョーク"マウント・ウィッテンベルク・オルカ"(→(→ amazon )。J-waveで聞いたのが耳に残っていて。CDを購入するの、久しぶりな感じがするなー(もう一枚発注中でいずれ届きますが)。Dirty projectors( ダーティー・プロジェクターズ - Wikipedia )の変さとビヨークの変さが相乗効果をなしているように思います。 全般的に生の声のざらついた皮膚感を立体的に組み上げた感じがして気持ちいいです。言ってみれば、クオリアの気持ちよさが全面に漂いつつ、ビヨークが布の触感を載せているので、これがライナーノーツにいう「子供向けのおとぎ話に似た感触」なのでしょうね。ヘッドホンで静かなところで聞きたくなります。ビヨークのアルバム「Biophillia」もコーラスだけど、それとはまた違う和音の技法。 歌詞がそもそもおとぎ話。ヴィッテンベルク山を歩く女性が、沖にみえる鯨の母子と語り、別れる。「わたしたちが出会える場所で あなたは完全にひとりぼっちになる」けれど「わたしたちはひとつなのだ」。神学的な問いかけかと突っ込む(笑)。 なお、これはCDで購入したものだけれど、最初はDL販売だけだったみたい。公式サイト( DIRTY PROJECTORS + BJÖRK )に行くと、イメージビデオ?を少しだけ見られる。出だしの弦楽器らしき低音は鯨の声を模したものでしょう。「Ⅲ」がかっこいいから聞いてみて(いずれも30秒程度です)。 * * * * * youtubeでライブを見つけたので。

車の音読みにシャとキョ・コあり

ちょこっと書いている原稿で興味深いことがあったので、少し調べてみた。 「車」の音読みはシャである。しかしコ・キョという読みがあることはあまり知られていない。この読みは中規模レベルの字書には掲載されていないのでギョッとするが、「庫」コの諧声符であることを思えば理解できる。 『大漢和辞典』を見ると(1)キョ・コ[集韻]斤於切魚韻、(2)シャ[集韻]昌遮切麻韻で、キョ・コの読みが先に立項している。『大漢語林』では(1)シャ麻韻、(2)漢キョ・呉コ魚韻で、シャが先に立項する。『康煕字典』では最初に[広韻]九魚切[集韻]ほか斤於切などが掲げられ、その後で[広韻]ほか昌遮切が掲げられる。明治期に刊行された『康煕字典』の校訂『標註訂正康熙字典』ではこれを受けて、キョを第一の読みとし、シャを第二の読みとしている。『大漢和辞典』もこれに基づいているのではないかと思われる。 少し古いところを見ると、節用集類の『伊京集』(室町末期写)では「大―(キョ)小―シャ」とあるが、これは何でしょと思いつつも、キョの読みが記載されている。『倭玉篇』(慶長15年、1610、 早稲田大学図書館貴重画像 )にはシャの読みしか記載されていない。 いずれにしても、ざっくり探した範囲ではシャを使った漢語もないので、もともと中国では存在していた二つの読みが日本では失伝したと考えて良いのだろうと思う。つまり辞書的な字音として記述としては伝承されているが、実際の語としては失伝していると見るべきだろう。 が、韓国/朝鮮語ではこの音が残っているとされる。河野六郎「転注考」(『河野六郎著作集(3)文字論』所収)に、「自転 車 (자전 거 )」チャジョン ゴ や「停 車 場(정 거 장)」チョン ゴ ジャンといった言葉の中にキョ・コの音が残っているとされている。留学生に聞いてみると「停車場」は古い言い方でいまでは「停留所」がほとんどというが、これらの語と発音はある。で、これが漢字音と理解されているかというと、ここがまちまちで面白かった。 こことか(→ Yahoo!知恵袋 )見ると、ゴと読むかチャと読むかについて、意味分化がなされているかのような記述がみえるが実際のところどうなのだろう。辞書を見る限り、古代においても意味分化はしていないようなので、後に生まれた分化なのだと思われる。上記のリンク先を見る

Jot proとPaper

iPadを電子書籍リーダーとしてだけではなくて、いろいろ仕事に使おう!という大上段に立った目論見ではなく、イラストのトレースを仕事がらみでやりたくて購入したのがスタイラスペン。 Jot/Jot Pro シリーズ|製品案内|プリンストンテクノロジー のやつです。 がしかし、ペンが良くても使う人間の技量がないと、ということを思い知るわけです。「それっぽい」お手軽感で書けることは書けるけれど、精細な図、例えば甲骨文字とか金石文のちょっと入り組んだやつを描こうとしてもそううまくは行かない(結局写真を読み込んでイラレでライブトレース)。 このあたりでお茶を濁します。今年もどうぞよろしくね。 さて、使っているお絵かきアプリは Paper by FiftyThree for iPad on the iTunes App Store 。ただし、お絵かきアプリとしてのpaperとjot proは恐ろしく相性がいいですね。ペンの描きごこちはとても良いです。スムーズ。インターフェイスも素敵アプリ。やろうとしていることと道具がうまくマッチしなかっただけなのかもしんない。

盆地の中心地で愛を叫ぶ(笑)

太平洋側に比べれば晴天も少なく空も低い山形の冬だが、まれにすみわたるような青空に恵まれる。気温は零下で路面も凍結しているし、肌を突き刺すような寒さでもあるし、がしかし、平時の曇天の分だけ、得をしたような気分。 写真は東根にある山形空港に向かう高速道の窓から。しばらく入院の同僚を空港まで見送った時に。山形盆地の、最も見通しの良いところからみえるこの景色が、一番きれいであるように思う。

iPadがwifiにつながる。

年末に購入したBuffalo WHR-300のwifi環境ではiPadがつながらずなぜかPCだけが接続されるという問題が勃発していた。いろいろ検討してみたが解決案が全然見えない中、本日劇的に解決された。要因は複数。1つはルータの設定で、オートモードではなく強制ルータモードにすること(APモードが選ばれないようにする)。それから、全てをきちんと再起動するということ。具体的にはwifiルータ、その上流にあるNTTからのレンタルルータRT-200KIの両方はもちろんのこと、パソコン類もすべて。理由はいちおうこのあたり(→ iPad Wi-Fi接続 )を配慮してのこと。 で、ここまで行っても、iPad1だけがつながらない。この問題特定が一番時間がかかった。が、わかったらあっさりクリア。 iPad WiFi works only with WPA/TKIP, not...: Apple Support Communities つまりこういうこと。iPad1はWPA2でTKIP/AESのmixモードになってるとつながらない。AESは切っておく必要があるということだった。このことに触れている日本語サイトに、あとでたどり着いた(→ スマートフォン不具合速報 : iPhone5のWiFi低速病、切断病の原因がほぼ特定-暗号化方式AEPで接続中 )。 これですべての謎が解けたわけではないけれど、ひとまず。