Cinii(→CiNii - NII論文情報ナビゲータ)で論文を検索していたら、雑誌「国語学」(現在:日本語の研究)のPDFファイルが表示されて驚いた。あらすべてPDF化されてるのね、と思ったらkuzanさん(→くうざん本を見る)から「51巻1号(通巻201号)からではないか」とご教示をいただく。
ふと思い立って日本語学会のページを見てみれば、第1輯(昭和23年)~終刊第219号(平成16年)の全文検索ができている(→SJL)!これには驚愕。不覚にも全然気づいていなかった…(ただし「著者・著作権継承者の方より許諾を頂戴済みの記事」とのこと)。
さらによく見ると、三省堂「言語学大辞典」全文データベース(→SLE)なるものが!涙出るなあ。この辞典ってすごく使うもの。なお、検索結果として項目すべてが表示されるわけではないみたい。文脈付き検索といった体裁。概略分かるようにはなっているが、きちんと読む場合には書籍を読めということなのだろう。このほか、現在は準備中の様子だが、時代別国語大辞典(→SHJ)まで。大学院時代の苦労は、ほとんど意味がないものになりつつあるなあ。僕のころは、今昔文字鏡が出たばかりのころで、大漢和辞典の索引が不要になったということでかなり重宝した覚えがある。それがいまや。ジャパンナレッジもあるしね。
それともうひとつ。Ciniiはfirefoxの検索バーでも文献検索ができるような仕組みを作ってくれている(→CiNii - 外部提供インターフェースについて)。これは研究者にはたまらないのではないか。
地方にいると、街中のwifi環境がないことに不便さを感じることもある一方で、都市部まで出ていかずとも文献が簡単に見られるようになることには、本当にありがたみを感じる。3月から始めた手持ち論文の電子化作業が終わりに近づき、パソコン上で論文を読むことも始めている。折しも昨日iPadの予約も始まった。まだ僕はどのデバイスで読むのが良いか、最適な解が見つからないので手を出しかねている。文献を調べ、読み、蓄積する行為が激変しつつあることに、自分がどうやって適応していくのか楽しみでもある。
ふと思い立って日本語学会のページを見てみれば、第1輯(昭和23年)~終刊第219号(平成16年)の全文検索ができている(→SJL)!これには驚愕。不覚にも全然気づいていなかった…(ただし「著者・著作権継承者の方より許諾を頂戴済みの記事」とのこと)。
さらによく見ると、三省堂「言語学大辞典」全文データベース(→SLE)なるものが!涙出るなあ。この辞典ってすごく使うもの。なお、検索結果として項目すべてが表示されるわけではないみたい。文脈付き検索といった体裁。概略分かるようにはなっているが、きちんと読む場合には書籍を読めということなのだろう。このほか、現在は準備中の様子だが、時代別国語大辞典(→SHJ)まで。大学院時代の苦労は、ほとんど意味がないものになりつつあるなあ。僕のころは、今昔文字鏡が出たばかりのころで、大漢和辞典の索引が不要になったということでかなり重宝した覚えがある。それがいまや。ジャパンナレッジもあるしね。
それともうひとつ。Ciniiはfirefoxの検索バーでも文献検索ができるような仕組みを作ってくれている(→CiNii - 外部提供インターフェースについて)。これは研究者にはたまらないのではないか。
地方にいると、街中のwifi環境がないことに不便さを感じることもある一方で、都市部まで出ていかずとも文献が簡単に見られるようになることには、本当にありがたみを感じる。3月から始めた手持ち論文の電子化作業が終わりに近づき、パソコン上で論文を読むことも始めている。折しも昨日iPadの予約も始まった。まだ僕はどのデバイスで読むのが良いか、最適な解が見つからないので手を出しかねている。文献を調べ、読み、蓄積する行為が激変しつつあることに、自分がどうやって適応していくのか楽しみでもある。
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