久しぶりに超弩級のエンターテイメント的読後感。樋口毅宏『日本のセックス』(→amazon)。読んだことないけど、たぶん今東光ってこんな感じだと思うし、瀬戸内寂聴もこんな感じではないかと思うよ。全然読んだことないけどな。読んだことある範囲だと、衛慧『上海ベイビー』(→amazon)、古川益三『邪尼曼荼羅』(→amazon)的な?
スワッピング夫婦がSMプレイ中に起こったトラブルを期に反省会(本気でプロレス技をかけてしまった小学生が学級会にかけられるがごとき夢の覚め方)、夫婦のあり方を探りながら銀杏ボーイズについて議論していると、ついうっかりドライブ中に人を撥ねて大変なことになっちゃって、最後は法廷サスペンスに一気呵成になだれこむ、そういう話だ。こういうの、小説のなかにきちんと隠しておいてほしい。描写が結構えぐいので、万人には勧められない作品。
スワッピング夫婦がSMプレイ中に起こったトラブルを期に反省会(本気でプロレス技をかけてしまった小学生が学級会にかけられるがごとき夢の覚め方)、夫婦のあり方を探りながら銀杏ボーイズについて議論していると、ついうっかりドライブ中に人を撥ねて大変なことになっちゃって、最後は法廷サスペンスに一気呵成になだれこむ、そういう話だ。こういうの、小説のなかにきちんと隠しておいてほしい。描写が結構えぐいので、万人には勧められない作品。
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