久保久保『よんでますよ、アザゼルさん(4)』(→amazon)だ。この巻も笑った。イノセントなバカは人を幸せにする、ということを再確認した。浅くてかわいくてバカなら極上だ。この巻では栗之助。マサルでいえば、ピヨ彦が羽つけられてスポンのやつだ。解説はしない。
ところで、このマンガは天使も悪魔も実家に帰れば親がメシ作って待っているという昭和風の匂いを醸すのがうますぎ。天使ゼルエルが母親と団地住まいのニート30代ぽい設定だったのには苦笑いだったが…。主人公の悪魔ゼルエルのおかんなんてもう最高。これ大阪なんだろうか。関西弁であることは間違いなくて、どうして関西のおかんてこう最高なんだろう。悪い仲間と一緒に部屋に人間を連れ込んで拷問かましてたら「あんたドンドンどんどん何やっとんねんなー!」みたいにフスマ開けておかん登場、みたいな。この巻では巻末のおかんぶりがほんと秀逸。悪魔主人公がフィーチャーされた限定版商品が出るに際して、主人公おかんがヒロインの前で大喜び。
あけすけなおかんの前で照れ隠しに「あほやろお前」ゆうような関西弁がめっちゃ好きや。おかんの内面のないカンジもめっちゃ好き。そして主人公の友人モロクよしのぶのストラップ化についてのおかんとのくだりも、絶妙。主人公アザゼルは自分より先に友人がストラップ化されたのでややすねるシーン。
もう最高。関西のおかんが子どもをしかる話法が最高。そして頭の中でそれなりの京阪式アクセントに変換して読むわけだが、脳内に音声を流すだけで気持ちがいい。うちのサマオクの親戚は神戸の人が多いので、神戸にご挨拶に伺ったおり、ホントにこうやってしゃべる叔母がいて、失礼覚悟で「もっかい言ってください」を言いそうになった。でもさ、関西のおかんってこれ本気じゃなくてネタでやってるのとちゃうの?
ほとんどカモノハシを最初に発見した人間が、実物を眼前にしながらなお実在を疑う気持ち。いやでも人間って、すぐ間違えてものを見たりするからなあ。
ところで、このマンガは天使も悪魔も実家に帰れば親がメシ作って待っているという昭和風の匂いを醸すのがうますぎ。天使ゼルエルが母親と団地住まいのニート30代ぽい設定だったのには苦笑いだったが…。主人公の悪魔ゼルエルのおかんなんてもう最高。これ大阪なんだろうか。関西弁であることは間違いなくて、どうして関西のおかんてこう最高なんだろう。悪い仲間と一緒に部屋に人間を連れ込んで拷問かましてたら「あんたドンドンどんどん何やっとんねんなー!」みたいにフスマ開けておかん登場、みたいな。この巻では巻末のおかんぶりがほんと秀逸。悪魔主人公がフィーチャーされた限定版商品が出るに際して、主人公おかんがヒロインの前で大喜び。
母「すごいやないのアンター そんな汚いことやらせてもらえるようになったんかいなー 立派になったやないの!」
主「そうゆうことをゆうなや…あほやろお前…」
母「ほんで肝心の中身はどないなってますんや しょおもないもんやったら通常版でいかせてもらいますからね」
ヒ「フフフ…しょおもないなんてとんでもない… なんとアニメDVD付きです!!」
母「買うしかないやないのそんなもーん」
あけすけなおかんの前で照れ隠しに「あほやろお前」ゆうような関西弁がめっちゃ好きや。おかんの内面のないカンジもめっちゃ好き。そして主人公の友人モロクよしのぶのストラップ化についてのおかんとのくだりも、絶妙。主人公アザゼルは自分より先に友人がストラップ化されたのでややすねるシーン。
母「みてみ これよしのぶ君やで アンタよー遊んどったやないの」
主「やかましいわ」
母「遊んでーゆーてるわ(モロクのストラップを手で動かしながら)」
主「いらんゆーとんねん」
母「エエ加減にしときやアンタ!!いつまでもウジウジしてから!!できてもーたもんはもうしゃあないやないの!!アンタは次頑張ったらエエんちゃうの!!」
主「うるさい!!もうほっとけやババァ!!」
母「またそないしてやる前から諦めてからにアンタはァ!! そんなんやから公文もすぐにやめてしまうんやないの!!」
主「やかましいわいつの話をしとんねん!!」
もう最高。関西のおかんが子どもをしかる話法が最高。そして頭の中でそれなりの京阪式アクセントに変換して読むわけだが、脳内に音声を流すだけで気持ちがいい。うちのサマオクの親戚は神戸の人が多いので、神戸にご挨拶に伺ったおり、ホントにこうやってしゃべる叔母がいて、失礼覚悟で「もっかい言ってください」を言いそうになった。でもさ、関西のおかんってこれ本気じゃなくてネタでやってるのとちゃうの?
ほとんどカモノハシを最初に発見した人間が、実物を眼前にしながらなお実在を疑う気持ち。いやでも人間って、すぐ間違えてものを見たりするからなあ。
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