え!福耳ノアルの短編が!ということで、『ビーム短編傑作選 奥村編集長セレクション いちぢく編』(→amazon)を購入。コミックビームに掲載された、オルタナティブな短編群をまとめたもので、ビーム自体の毒オーラが濃縮したまま還元されない感じである、とこの短編集を錯覚してしまうほど福耳ノアルが単独で放つ固有毒がすごい。ポップで不謹慎という点で、尾玉なみえを遙かにしのぐ先人であると言えよう。稀覯書『森繁ダイナミック』の2巻が出ることを祈りつつ、コージョリョーゾクを乱す本作品が日の目を見てしまったことを言祝ぎたく存じます。
福耳氏の短編「虫酸」は、正体不明の昆虫少女ムシズちゃんの中学校生活を描いたキュートな学園グロナイルです。掲載時にはほかのビーム作家から「こんなん載せて大丈夫なの?」的心配をされたそうで、さもありなん臭がそこここから漂って来ます…
福耳氏の短編「虫酸」は、正体不明の昆虫少女ムシズちゃんの中学校生活を描いたキュートな学園グロナイルです。掲載時にはほかのビーム作家から「こんなん載せて大丈夫なの?」的心配をされたそうで、さもありなん臭がそこここから漂って来ます…
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