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ポストサブカルチャーのエアロスミス

先日同僚と車で出張に出かけた時、車内で懐かしの洋楽ホット・チャート100みたいな話で盛り上がった。ハードロックやメタルの体験って、少し引き笑いしつつも、やっぱり盛り上がる。 だから、 スティーヴン・タイラーのアメリカ国歌斉唱に賛否両論 、と言われてもエアロスミスはハスキーで野性的に歌うのがかっこいいのであって、批判されても筋違いじゃないかと思うわけです。この映像をひどいというのは、ロックがきちんとサブカルチャーやれていた時代の声だとしか思えない。いまではスティーヴン・タイラーをサブカルチャーにするには、椿鬼奴まで降りていかなければならないわけです。ゆえにエアロスミスが教科書となったサブカルチャー以後を生きる僕には、かっこいいと感じられるわけです。いいじゃないか。国歌斉唱的な意味ではなくね。

子どもも偏頭痛に

9歳の子どもにも、僕の偏頭痛が遺伝したかも知れない。先日、キラキラしたものが見えたあとで頭痛、汗ビッショリかいて保健室で寝ていたらしい。成長期にはなんどか発症するだろう。頻度は通過してみないとね。痛いので本当に気の毒だが、死ぬわけではない(この割り切りがポイント)。 小学校の時には2回だけ体験した。保健室の天井を見ながら苦しんだ記憶がかすかにある。20代後半から年1くらいのペースでなりはじめ、33才のときに追突事故をくらってから、1年くらいは凄まじい頻度に苦しめられた。それがある日を境にぱたっと止んだ。なかには治らない人もいるみたいなので、ラッキーだったのかも知れない。 というわけで、いろいろ微妙な感情が絡むけれど、変なところで自分の子供だなということを再確認した。 (参考) niji wo mita: 偏頭痛 (ラベルで関連記事) * * * * * ご近所のお宅で。手前のお嬢さん(♀)のハウス的な意味でのおうちに、息子(♂)たっての願いで入れていただくの図(少なくとも人間にとっては虐待ではない)。積極的にコミュニケーションを取ろうとするも、お嬢さんはすげない感じだ。*写真と偏頭痛は一切関係ありません。 同じくご近所のお宅で。こちらはお嬢さんを恐れており、コンタクトを図るつもりは一切なし。ギターを掻き鳴らす激しさで(♀)!

ソーラー式充電池

年末に家電用のソーラー式充電器を購入した。サンヨーエネループのSSL-SBWL3AS(→ eneloop portable solar )だ。折りたたんで持ち運べるコンパクトさなので、震災時だけでなくアウトドアでも行けるだろうと思っての購入。スマートフォンのIS05やiPadへの充電を考えていた。いくつかのスマートフォンやiPhoneなら行けるみたいだった。 ところが付属の充電池KBC-L3Aが、スマートフォンIS05に接続しても充電されない。 Twitter / @shukaku: エネループのKBC-L3AではIS05を充電できない ... や、 Android au IS05 不具合情報スレ などを見てもアウト。iPhoneの類ならいいみたい。どうもIS05が電力を食うのでダメらしい。iPadもダメだった。 色々手立ても尽くしてみたが、ケーブルやアダプタで処理できる問題ではなかった。結局、KBC-54D(→ eneloop mobile booster )を購入することにした。KBC-L2BS(出力1.0A)でも良かったが、もうひとつ新しい型のを。KBC-54Dは出力が1.5Aで、同時に2デバイスに充電できる。

fuck off おめでとうございます

いくら若者ったってコミュニケーションのプロトコルはもう少し身につけようぜ、と礼儀知らずのnjmことカトウが言ってしまう1月の夜。山形は寒いです。どうして昨年まで我慢できていたんだろうと不思議に思って、ついでにどうして俺は38歳になってしまったんだろうと思ってしまうくらいに寒いです。寒さのあまりに1月4日から風邪を引きっぱなしで、さすがに治りかけてきたけど病魔の息の根を止めるために近所の内科に行った。そしたらこんだけ風邪は長く続かないのでたぶんあなたは複数の風邪をリレーしたのだと思うと。昔から一度風邪をひくと2週間くらい平気で続くし、むしろ5日くらいで治るもんですなんてこと一度も体験したことないですが、の勢いで振り返ると、1週間前くらいに目やにがひどく出てその後出なくなって、でも心配だから眼科行ったら結膜炎ではありませんと診断を受けた。あれは風邪でああなっていて、いまは違う風邪を引いてそれが治りかけている段階なのかも知れない。止まらなかったロマンティックも咳もようやく小康状態を迎えた。 とにかく今年の山形の冬は寒い。この数年の間に零下8度って体験したことないように思う。そしてその零下8度の日に、突然肩が痛くなってだんだん痛みがひどくなって、ついに身動きがとれないくらいになって病院に行くと、四十肩じゃなくて5年前に追突事故を受けたことと関係して、頚骨が少しおかしいことになっているのが寒さでさらにおかしくなって神経を圧迫したのだと。鎮痛消炎剤を下方から投与して、先週末の大きな仕事を休んで3日寝どおしたらすっかり治った。もうダメかと思うくらいに痛んだのにすっかり治ってしまった。 というくらいに寒かったのです。そして1月半ばくらいにして、もう病院に3回行ったからね。今年分を前払い催促されたかのように病院に通ったからね。夏の暑さが恋しい。この2週間くらいでもう山形の冬が大嫌いになりそうで怖いです。 あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

帰省時にやりたいこと/来年もまたよろしくです!

ノーマ・フィールド『天皇の逝く国で』(→ 天皇の逝く国で【増補版】:みすず書房 )。途中まで読んだ。オーラル・ヒストリーに基づく質的研究の良書でありながら、読み物として成立している。うまく言えないけれど、読んでいて気持ちいい。初めから日本語で書かれているものと思ったら翻訳だった、というくらいに文章も読ませる。読み終わったら感想を書きたい。 あとは読む暇があるだろうか、 [改訂第5版]LaTeX2e 美文書作成入門 のOpenTypeのところと、ユニコード関連のところ。自分の研究で今年地殻変動があったのは、データをjisからunicodeで記録し始めたこと。共同研究者との関係からズルズルとそうなったのだけど、ユニコードと文字鏡フォントをTeX上で表示させることはできるのかどうか。 XeTeX - TeX Wiki なども見ている。漢字文献、というか歴史文献資料を研究している人たちは電脳処理をどうしているのか?というと、ネット上での情報は少し古いように見えるかな。TeXを使って論文を書く人自体が以前にもまして貴重種になりつつあるのかもしれない。既存のワープロソフトでもはやいろいろできちゃうからね。そして僕も今年はMS-Wordの軍門に降ったのだった。 さて、簡単な片付けをして、これから関東に向かう。先に関東に行っている家族を、正月明けに車で連れ帰るために、ひとり長距離ドライブ。BGMは岡村ちゃんほか。 ひとまず2011年のniji wo mitaはこれにて終了です。ほんとうに投稿数が少ない年だった。体験の種類や質と投稿数は相関がある。来年は元のレベルくらいには戻したい。一年間どうもありがとうございました。実名でお付き合いの方も、ネット上でしかご存じない方も、来年もどうぞよろしく。皆様のご健康とご多幸をお祈りして。

いろいろよく分かんなかった一年

まだ一年は終わっていませんが、明日は実家に戻るのでここで一区切りです。 今年度はいろいろよく分かんない感じでした。ひとつは前期に関東で非常勤講師をやったこと。いい経験にはなったけど、ずいぶんめまぐるしかった。そして何より震災の影響、とくに放射線の話は脳に常駐していて、ほとんど何も解決していない今、当然のことながらすっきりしてはいない。何をしていても、次の3つを気にしていた。気がつくと検索していたり記事をたどっていたりして、夜などはあっという間に時間を食い尽くす。 ・福島第一の事態把握 ・放射線の人体への影響 ・山形の放射線量 放射線被曝の話は誰もが考えて、かつ表現して良い話なのに、それによって生じる物理的・心理的な集団の分断なども、重たい問題として常に頭の中にあった。口に出したいけれど、出してどうなる?という自問が口を開くことをどこか押しとどめている。 山形は地震津波にしても放射線にしても激甚被災地に近いわりに被害が少ないので、被害の多少が分断の話に容易に結びついてしまう危険性が常にある。早川さんの発言などは、このブログでも時折話題にするイマココ性からいえば明らかに分断を生み出すという点でたしかに問題なのだけど、彼の偽悪的かつ露悪的な物言いは長期的に問題だと誰も言えないのではないか云々。物を言えば大なり小なり分断は起こるものであって、できるだけ分断を起こさない物言いを心がけることは必要であっても、だからといって慎重さを装って静かにポジション確保に勤しむのも嫌なものだった。このあたりはどれくらい逡巡したか知れない。 じゃあきちんと自分の社会的立ち位置から発言できたかというとそうでもなく、やっぱり少なくとも自分の中で落とし所はそれなり決めた上でないと決断して発言するのは難しい。 職場の方も大なり小なり被害を受けているわけで、それへの対応が時間と体力を削り取っていたのもあった。しかし通常の業務の中に震災や放射線とは別の、とにかく通常の業務の体裁をなして忍び込んでいるので、ただいつもの仕事が増えたかのようにぼんやりと感じる自分がいて、いやそうではないだろうとたまに目が覚める。 まあこんな感じなので仕事はたくさんこなしたように思うが、質の方は全般的に粗悪だったとも思う。自分の専門の研究は思わしくなかったし、仕事も空回っていたかな。なんかもう今の...

メガネっこクラブ

年内の仕事も終わり、近いところの原稿仕事も書き上げ、あーいますっかりやることがなくなっている。と思ったら気持ちの上で次のことを考える精神的な余裕が少しできたような。友人と待ち合わせの途中、まずはボワボワの髪の毛を切るか、ユルユルのめがねを直してもらうか考えて、よしメガネだと思った矢先に店頭の安いメガネをほぼ衝動的に購入してしまった。だって安いよ、Zoff(→ メガネ(眼鏡・めがね) | Zoff(ゾフ) )。標準のレンズとフレームセットで7000円台って安い。ショーウィンドウの前面に陳列するフレームはどれも若者がかけるようなシャレオツな太くてカクカクした感じのものばかりで気後れしたが、隅っこの方にあるフツーのやつをお試しで購入した。  いまかけてるやつはもうフレーム調整ではダメなくらいになっていて、すぐ鼻の下の方に降りてきてしまう。ただでさえ髪の毛が白くなってきたのに、マジでおじいちゃんに見えちゃうのはおいしいと思いつつもクイッと上げるのがめんどいからね。 所持しているメガネから度数を測って、同じ度数のレンズを在庫から取り出して、視力を測ることもなく30分で受け取り。すげーなー。これまでかけてたやつだって2万円というのは安い気がしたもんです。ただ、安いやつだとちょいと重めのレンズですね。何千円か払えば、あとでグレードが上のレンズと交換してくれるってどういう仕組。