8年越しくらいにできたという話。実は、TeXで論文書いているくせにbibtexだけは放置していました。
・著者名+年号+「論文タイトル」+掲載雑誌+号数
・著者名+年号+「書籍タイトル」+出版社
というこれだけが欲しいというのに、8年くらい前に試行錯誤したときはうまく行かず、「別にTeXのマクロとかいじれるプロになるわけじゃなし」と諦めていたのでした。しかし本当はTeXの威力は組版の美しさと同じくらいかそれ以上に、作成した文献データベースからリストを吐き出したり、本文中に参照したりする機能が重要なのでした。これまでは、なんとbibtexだのciteだのを全く無視して、論文ごとに文献リストを作る(そしてたまにリストから文献を落として凹む)ということをやっていたのです。
そしたら今では、natbib.styという泣けるスタイルファイルが公開されているのですね(使い方は→文献の引用)。素晴らしすぎる。ここの\citealp*{引用キー}を使えば、まず、本文における文献引用を「名前+年号」や、同じ著者が連続して引用する際に名前を省略ために2箇所以降を「年号」のみにする、といったことが表現できる。
しかも数年前には理系寄りのbstファイルばかりだったのが、もうちょっと人文系に優しいjecon.bst(武田史郎のウェブサイト | jecon.bst: 経済学用BibTeXスタイルファイル)というのも公開されている。2009年公開だ…時代は進んでいたのですね。論文末尾につける文献リストから、年号の( )を取り去る方法など、かゆいところに手が届く仕様になっていて大変ありがたくて涙が比喩的に流れほとばしりました。
ということで、自分用メモ。
・著者名+年号+「論文タイトル」+掲載雑誌+号数
・著者名+年号+「書籍タイトル」+出版社
というこれだけが欲しいというのに、8年くらい前に試行錯誤したときはうまく行かず、「別にTeXのマクロとかいじれるプロになるわけじゃなし」と諦めていたのでした。しかし本当はTeXの威力は組版の美しさと同じくらいかそれ以上に、作成した文献データベースからリストを吐き出したり、本文中に参照したりする機能が重要なのでした。これまでは、なんとbibtexだのciteだのを全く無視して、論文ごとに文献リストを作る(そしてたまにリストから文献を落として凹む)ということをやっていたのです。
そしたら今では、natbib.styという泣けるスタイルファイルが公開されているのですね(使い方は→文献の引用)。素晴らしすぎる。ここの\citealp*{引用キー}を使えば、まず、本文における文献引用を「名前+年号」や、同じ著者が連続して引用する際に名前を省略ために2箇所以降を「年号」のみにする、といったことが表現できる。
しかも数年前には理系寄りのbstファイルばかりだったのが、もうちょっと人文系に優しいjecon.bst(武田史郎のウェブサイト | jecon.bst: 経済学用BibTeXスタイルファイル)というのも公開されている。2009年公開だ…時代は進んでいたのですね。論文末尾につける文献リストから、年号の( )を取り去る方法など、かゆいところに手が届く仕様になっていて大変ありがたくて涙が比喩的に流れほとばしりました。
% year の前に付ける文字列 (日本語文献用) % FUNCTION {bst.year.pre.jp} { "" } % (default)←ここにあった「(」を取り去る % year の後に付ける文字列 (日本語文献用) % FUNCTION {bst.year.post.jp} { "" } % (default)←ここにあった「)」を取り去る…と書いてみればどうってことはないことだけれど、ここまで理解するのにマニュアル首っ引きでトライ&エラー。6時間くらい使ってるわ。
ということで、自分用メモ。
platex sample.tex platex sample.tex *2回かけとく pbibtex sample platex sample.tex *pbibtexのあとに改めてplatexかける dvipdfmx -f msembed.map -o sample.pdf sample.dvi *フォント埋め込みをしたいので sample.pdf *PDFを開く
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