古い論文手直し中。修士の最初のころ(90年代後半)はMS-Wordで書いていた。先輩が使う書式を見よう見まねで書いていたころです。形式的な書式を含むアカデミックライティングなんて授業は多分なかった。研究倫理は口伝と経験値ですかね。研究科で持っている研究誌が登竜門だったわけですが、そこで編集委員から受ける指導がアカデミックライティングの指導だったのかもしれない。物心つかない大学院生が剽窃で息の根を止められるのを、少なくとも2回は目にしました。
さて昔語りのWord文書をTeX文書に置き換えているわけですが、もうほとんどリライトです。大昔のアホな語りっぷりもあるので骨子ごと変わりつつある気がします。山のような漢字画像データをどうやって見せようかこの数日苦労していましたが、ひとまずの解決案。\subfigure環境を使うことにしました。
論文に多量の画像を使う(資料研究に多いでしょう)場合のひとつのケースとして書いてみました。それにしてもepsを大量にコンパイルすると時間がすごくかかります。奥村センセのテキスト最新版を見ると、最近はepsではなくpdfを使うようですね。僕の環境はまだ最新のものにアップデートされていないのでまだeps対応ですが。
(追記) PDFで処理することにしました。詳細は新しいエントリで書きました(→niji wo mita: PDF画像を使う(TeX on Win8.1))。
さて昔語りのWord文書をTeX文書に置き換えているわけですが、もうほとんどリライトです。大昔のアホな語りっぷりもあるので骨子ごと変わりつつある気がします。山のような漢字画像データをどうやって見せようかこの数日苦労していましたが、ひとまずの解決案。\subfigure環境を使うことにしました。
並べ方
A4印刷を想定しています。自分の場合は、一行に7個画像を並べ、最大5列で行きます。以下、columnwidthを版面横幅の0.12倍で設定していますが、一行あたりの画像数の増減に応じてここは変えます。\begin{subfigure}-\end{subfigure}は改行をいれずに並べれば、印刷結果はそのまま横に並びます。改行を入れると行が変わる。\begin{figure} \begin{subfigure}[b]{0.12\columnwidth} \centering \includegraphics[width=\columnwidth]{hoge1.eps} \caption{hoge1}%ここはsubfigure中のcaption。 \label{fig:hoge1}%ここはsubfigure中のlabel。 \end{subfigure}\hspace{2mm} \begin{subfigure}[b]{0.12\columnwidth} \centering \includegraphics[width=\columnwidth]{hoge2eps} \caption{hoge2}%ここはsubfigure中のcaption。 \label{fig:hoge2}%ここはsubfigure中のlabel。 \end{subfigure}\hspace{2mm} . . . \caption{hoge}%ここはfigure全体のcaption。 \label{hoge}%ここはfigure全体のlabel \end{figure}
subfigure環境を使うワケ
ここに掲げていることはminipage環境を使っても全く同じことができます。ただ、僕がやろうとしていたのは画像20個くらいを複数グルーピングしたうえで掲げることだったので、図版番号が全部通しになるのは避けたかった。minipage環境だと図版番号が全部通しになります。subfigureだと、概念的には図1-aみたいにできます。論文に多量の画像を使う(資料研究に多いでしょう)場合のひとつのケースとして書いてみました。それにしてもepsを大量にコンパイルすると時間がすごくかかります。奥村センセのテキスト最新版を見ると、最近はepsではなくpdfを使うようですね。僕の環境はまだ最新のものにアップデートされていないのでまだeps対応ですが。
(追記) PDFで処理することにしました。詳細は新しいエントリで書きました(→niji wo mita: PDF画像を使う(TeX on Win8.1))。
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