授業内での言語調査、1日目終了。今年は調査項目をがっつり入れたので、参加してくれた人たちが「楽しかったー」と帰っていくことに安心しつつ、でも学生にはもうちょっと負荷がかかるやり方でも良かったかもなと思う。
僕は方言研究が専門ではないので、最初からがっつりとした研究論文を書くつもりではないスタンスで調査項目を作っている(もちろん授業でやるからには基本的な調査リテラシーを身につけさせることが目的だから、そこはぶれない)。だから調査協力者への負荷が比較的軽い調査票が出来上がるのだろう。ま、それはそれで。 学生には調査だけど調査にするな、話を聞くつもりでいっぱいコミュニケーションしながらやれ、と伝えてある。調査結果のフィードバックもやるけれど、答えて楽しかったという印象を残したい。学生にもちゃんとコミュニケーションできたという手応えを残したい。その上で調査結果もきちんと残したい。
方言研究を専門にしている人の話を聞くと、授業で本気のがっつり調査をやっちゃう場合もあるけれど、協力者の満足感も学生への教育的効果も全部コミコミで狙う人も、そうでない人もいるので「人それぞれじゃん?」ということらしい。これまで参加させてもらった調査で、かなりやばいもめ方をした調査もあった。なんちうかですね、科学的調査を標榜しても相手はやっぱり人間だ、という極めてベタなことなんですよね。
だからラポール大切、とは言うものの、たぶんそれと同じくらい調査内容と密接な関係があると思われ。用法とか使用度とかは協力者側に「教えてあげている」ポジションを用意しやすいのだけど、音声調査とかだとかなりそのポジションは作りにくい。なので学生と授業で大規模音声調査とか考えただけでクラクラするわけです。 さてそこで協力者側から、「来年はおらだのことばを音声で残したい」と来た。ありがたくて涙出ます。音声データベースを作るのはやってみたかった。でも方法はじっくり考えないとですね。調査は明日もう一日。
僕は方言研究が専門ではないので、最初からがっつりとした研究論文を書くつもりではないスタンスで調査項目を作っている(もちろん授業でやるからには基本的な調査リテラシーを身につけさせることが目的だから、そこはぶれない)。だから調査協力者への負荷が比較的軽い調査票が出来上がるのだろう。ま、それはそれで。 学生には調査だけど調査にするな、話を聞くつもりでいっぱいコミュニケーションしながらやれ、と伝えてある。調査結果のフィードバックもやるけれど、答えて楽しかったという印象を残したい。学生にもちゃんとコミュニケーションできたという手応えを残したい。その上で調査結果もきちんと残したい。
方言研究を専門にしている人の話を聞くと、授業で本気のがっつり調査をやっちゃう場合もあるけれど、協力者の満足感も学生への教育的効果も全部コミコミで狙う人も、そうでない人もいるので「人それぞれじゃん?」ということらしい。これまで参加させてもらった調査で、かなりやばいもめ方をした調査もあった。なんちうかですね、科学的調査を標榜しても相手はやっぱり人間だ、という極めてベタなことなんですよね。
だからラポール大切、とは言うものの、たぶんそれと同じくらい調査内容と密接な関係があると思われ。用法とか使用度とかは協力者側に「教えてあげている」ポジションを用意しやすいのだけど、音声調査とかだとかなりそのポジションは作りにくい。なので学生と授業で大規模音声調査とか考えただけでクラクラするわけです。 さてそこで協力者側から、「来年はおらだのことばを音声で残したい」と来た。ありがたくて涙出ます。音声データベースを作るのはやってみたかった。でも方法はじっくり考えないとですね。調査は明日もう一日。
コメント