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2月, 2012の投稿を表示しています

アメリカンジョーク、メモ

ネット上で拾ったジョークをメモ。こういうヘリクツが一回転したようなのがホント好き( アメリカンジョークの面白さは異常 )。 太った婦人がアヒルを連れて酒場に入ってきた。 「ダメじゃないか、こんな所にブタなんか連れてきたら」 「何よ、この酔っ払い。どうしてこれがブタに見えるのさ」 「今、俺はアヒルに話しかけたんだ」 男が侯爵夫人をブタ呼ばわりしたとのことで 訴えられた。裁判長は男に言った。 「お前には罰金を科す。二度と侯爵夫人のこ とをブタなどと言うのではないぞ」 「わかりました裁判長様。二度と侯爵夫人の ことをブタとはいいませんが、ブタのことを 侯爵夫人と呼ぶのもいけないのでしょうか」 「それはお前の勝手だ」 「わかりました。さようなら、侯爵夫人」 しっかしこの手のジョークというのはステレオタイプに依存しているものが多い。テンプレもステレオタイプの類かな。ブッシュやブロンドジョークなんて照英に通ずるものがあるような。 夜も更けた頃、ジョンはステレオで、大音量のロックを流した。 しばらくして父が部屋にすっ飛んで来た。 「ジョン!何時だと思ってるんだ!」 父はステレオのスイッチを切った。 次の日の夜、ジョンはまた大音量で音楽を流し始めた。 父が部屋に入って来た。 「やめろ!音楽が聴きたいならヘッドフォンを使え!」 父はステレオのコンセントを抜き、部屋を後にした。 さらに次の日の夜、三たび大音量の音楽が。 「何度言ったら分かるんだ!」 父は怒って、ペンチでスピーカーのコードを切ってしまった。 するとジョンが泣き出した。 「ステレオなんてブッ壊していいから一人っ子のままでいさせてよ~!」 これはせつない。説明のプロセスを抜く面白さもあるな。 数学者と統計学者と会計士の3人が、ある会社の入社面接を受けた。 まず数学者が面接会場に入室した。 面接官は、「1たす1はいくつですか?」と質問した。 数学者は、「2です。」と答えた。 面接官は、「きっかり2ですか?」と聞き返した。 数学者は、「何をおっしゃいます。1たす1はきっかり2にきまってます。」 と答えた。 次に、統計学者が入室した。 面接官は、「1たす1はいくつですか?」と質問した。 統計学者は、「およそ2ですね。」と答えた。 面

Win7+W32TeX+OTFパッケージ

TeXLiveを勉強する時間がなさそうなので、これまでどおりW32TeX(角藤版; W32TeX - TeX Wiki )をインストール。texinst2012.exeから。文字鏡フォントにするかどうかが、僕の最大の問題なわけだが、これまた問題を先送りにしてotfパッケージで行くことにする。 ここ(→ OTF - TeX Wiki )の情報によれば、OTFパッケージは別立てでインストールということだが、最新版のW32TeXにはすでに含まれていた。「フォントを埋め込まず使用」では、dvipdfmxを使うので(上記サイトではdvipdfm)、$TEXMF/fonts/map/dvipdfm/base/cid-x.mapに該当部分を追加記述。 上記サイトでのお題↓がどうなるかというと。 %%% -*- mode: yatex; Coding: iso-2022-jp; Encoding: ISO-2022-JP -*- \documentclass{jarticle} \usepackage{otf} \begin{document} Adobe-Japan1-5で追加された文字を使った例 \begin{itemize} \item 「\゜か」,「\゜き」,「\゜く」,「\゜け」,「\゜こ」, 「\゜カ」,「\゜キ」,「\゜ク」,「\゜ケ」,「\゜コ」は鼻濁音を表す。 \item Macintosh用キーボードの\UTF{2318}(Command key)を押す。 \item \UTF{2672}を心がけよう。 \end{itemize} Adobe-Japan1-6で追加された文字を使った例 \begin{itemize} \item ほげほげ番組\CID{20556} \item ほげほげフェスティバル\CID{20656} \item \CID{20939}(Bq: becquerel)は放射能の強さを表す単位である。 \item フラーレン(fullerene) C$_{60}$は サッカーボール状(\CID{20957})の構造をしている。 \item \UTF{9B87}とは岩魚(イワナ)のことであり,嘉魚とも書く。 \end{itemize} \end{document} こう

ThinkPadX200 HDをSSDに換装

デュアルブートで使っているThinkpad X200のWin環境(Vista)がもうたまらなく遅くなってきたので、Win7+SSD環境に移行することにした。Ubuntuばっかり使いたいところだが、MS-Officeを仕事で使わなければならない都合上、なかなかそうも言っていられない。 というわけで、Win7 Home Premium(DSP版)を約11000円、SSDはADATAのS511(120GB、2.5SATA 6Gb/s)を約13000円で購入(仙台のドスパラの店員さんはPCにすっごい詳しい上に丁寧&親切で、ほとんど知識の準備をしなかったのに納得の買い物ができたように思う、と書いておく) 。 SSDへの換装について参考にしたサイトは以下。 ThinkPad X200 SSD換装:materialの雑記帳:So-netブログ ThinkPad X200 を SSD + メモリー8GB 化した - Yaks 環境乗り換えの手順は以下。とても簡単だったし、インストールも速い。 HDに入っていた必要ファイルをUSBメモリに突っ込む 空っぽのSSDにWin7を突っ込む Lenovoのサイトからシステム系のドライバとかが入っているものをガバッとインストール 普段使いするソフトをインストール 聞きしにまさる速度です。ただいまデュアルブート環境を構築中。そして年末に書いたとおり、TeXに関する知識をアップデートして、新しく環境を構築しなおしたい。

あるある2

人に頼まれて、うちの子どもが作った秘密基地の写真を子どもに撮ってきてもらうことにした。秘密基地がどんなものか知りたいから撮ってきてねとお願いしたら、全体が全然わからないショットばかりだったので、「もっと全体がわかるような撮り方をして欲しかった」と伝えたら、「それじゃ秘密基地がどこにあるかばれるじゃん」と。確かに秘密じゃなくなったらただの基地だよな。基地じゃ面白くないんだわ。お父さんもそうだった。

あるある

片桐仁くんが出ているという理由だけで見てるんだけど。ノートンがやってるWEBビデオ。 今年はこうやってどはまる学生がいなかったので良かった。パソコンで仕事していて何が怖いってこれの怖さが分からないってことですよね。ゾクッとしました。

忘れないうちにメモ

twitterでnekojitaさんという方が、自分の子供が殺されたら相手を殺す、しかし死刑制度には反対だと書いていらっしゃるのを見て、そういう当事者としての気持ちや行動への意志と、制度への理性的なスタンスは確かに両立すると思った。これには、はっとさせられた。 今日、娘の幼稚園で行事があり、僕も参加した。途中でおやつに出されたりんごジュースが郡山市で生産されたものだった。気づいた人は他にもいるかも知れない。娘に飲ませるのは嫌だったので、隠れて妻と飲んでしまった。こういう感覚と、放射能による汚染をいたむ気持ちは、別個に存在しても良いはずだ。これは、あるいは当事者性をめぐる、パターナリズムとのせめぎあいと捉えられるのかも知れない。 無理に筋を通さなくとも良い二つの立場を、強迫観念的に両立させようとするのは何か。筋を通さなくったって、そもそもこれは矛盾を生じることではなくて、全然別問題のはずだ。

MapMyRide

ツイッタにも書いたけど、春が近づくことをこれほど待ち遠しく思ったことはないです。今年はそれくらい雪が多い。でもあたり前のことだけど、あんなに降り積もって夏まで解けないだろうとさえ思った雪がもう溶け始めているのだよね。昨日から、今年初の自転車出勤を始めました。 数日前まで徒歩出勤というのをやっていて、is05にデフォルトで入っていた歩数計で運動のログが残るのは良いなあと思いながら、自転車でもこういうのあるといいのにと思っていたところに出会ったのが、 iMapMyRIDE乗馬サイクリングGPS - Android マーケットのアプリ 。なお、翻訳がそこはかとなくおかしいのはご愛嬌(フリーだし)。自転車で走った経路をログしておけるアプリです。 僕は自転車に乗った記録を取るために使うわけですが、そもそもワークアウト全般を用途として作られているアプリ。なので、ランなどをすることも想定されていて、身長・体重などの身体情報も尋ねられます。またこうしたトレーニング全般がソーシャルワークアウトと一緒にアメリカから輸入されているっぽい背景もあって、twitterやfacebookとも連携可能なのも標準装備なのでしょう。利用にはアカウント作成が必要で、そのアカウントを用いればウェブサイトからログを閲覧したり共有したりすることも可能のようですね(→ Bike Maps, Cycling Workout, Biking Routes | MapMyRIDE )。僕はgoogleのアカウントを使いました。個人的にはワークアウトという言葉は微妙なんですが、恩恵にはあずかっておきます。 1kmに要した時間、時速、消費カロリーなど基本的な項目が表示されます。 マップモードも。傾斜が表示されるのは良いですね。精度も悪くないと思います。距離の単位は、フィートとキロを設定から選ぶことができます。傾斜で示される標高はメートルが単位。山形市内は標高130メートル前後、出勤の移動で30メートルを動くようです。いちおう地名は隠しましたが、分かる人が見ればどこなのかは一目瞭然でしょう。 アップルのアプリでも出ているようです(→ App Store - iMapMyRIDE - Cycling, Bicycling, Bike, Ride, GPS, Tour )。僕はアンドロイド版です。通

久しぶりの自転車で足がガクガク

今年はじめての自転車出勤!以前、自転車で通勤していたこともある同僚から、雪解けが来て路面が見えてくるとしみじみ嬉しいものだと聞いていたが、これは確かに嬉しいな。もっとも、僕の通勤路では路面が見えているところと見えていないところが半々くらいなので、白いところはハンドルを切らないように要注意。 1月終わりごろから、体力不足と不摂生をどうにかしようと思って、少しずつ体を動かしている。徒歩による通勤とか、簡単な体幹を鍛えるトレーニングとかをニッチな感じでやっていた。でも自転車をこぐ筋肉は全く別ですね。いま、足がガクガクです。

八神純子

一昨日のNHKに八神純子が出ているのを見て、つい引きこまれてしまった。震災でチャリティーコンサートを繰り返しているようで、震災支援と歌といったテーマでの出演だった。子ども時代以来、ライブで歌を聞いたのは初めてだったが、いやとにかく声が衰えていない。活動の場が米国に移ってからもジューン・スタンレーの名前で活動しているようだ。トレーニングは怠っていないという。練功とはこういうことだよね、と思った。 youtubeに上がっている最近のライブだと、これかな。カーペンターズのマスカレードを歌っている。 大学生の時にかベストのCDを買ったが、曲は時代がかっているものの、声がとにかく素晴らしい。というかこういう発声法はたぶんもう日本では流行らないのだよね。潤ってなめらかで高級感のある質感でありつつ、子どものころ聞いた「外国っぽい」「高級感」を見ているだけなのかもだが。 1973年生まれの僕は、ちょうど小学生になるかならないかのあたりで、八神純子「みずいろの雨」(1978年)を聞いている。電子ピアノを弾きながら歌う姿は、テレビで歌うひとといえば70年代独特の毒ッ気のない衣装で踊るアイドルやムード歌謡歌手のなかで、子ども心にそれなりにインパクトがあった。「パープルタウン」(1980年)は、なんと言っているか分からないままに「パープーターン」と口ずさんだのを記憶している。 wikipediaによれば、八神は震災後「トランス・パシフィック・キャンペーン」(→ 八神純子with トランスパシフィックキャンペーンWEST JAPAN!2011 )を自身で企画したという。このあたりの心の機微や趣旨について綴ったサイトが見当たらない。 八神純子 (junko_yagami) は Twitter を利用しています のつぶやきなどを見ても同じ。あまり心情を語らないタイプなのかもしれない。 日本でも活動を再開したようですね( 八神純子 : 八神純子、10年の時を経て復活 / BARKS ニュース )。ビッグバンドで歌う八神純子は見たかったな。

仙台ワクワクスポット

学生時代に雪降る山中湖湖畔でキャンプをした。マイナス7度の極寒と認識していたが、考えてみれば今朝も山形はマイナス7度です。なんか今年までここが雪国だということを認識できていなかったかも知れない。山形の冬はそもそも寒くて、関東とは違うのだよ関東とは!ということなのだと思います。 なので今年は個人的にはものすごいブレイクスルーな、ユニクロヒートテックとか、アンダーウェアーからきちんと防寒装備してみた。そうしたら寒くて体が縮こまっていたのが、普通に生活できる!いきおい余って昨日はノースフェイスのマウンテンパーカを購入した。どっからでもかかってこい、冬てなもんである。折しも春物にショップのラインナップも変わりつつある時期、普段なら手が届かない価格帯でも、まあ行けなくはなかった。 防寒装備購入がてら仙台をぶらぶら。駅近くのショッピングモールを外れながら歩いて行くと、我々夫婦のアンテナが同時にピコーンと立つスポットを発見。 ふれあい壱弐参番横丁ですって。これは別に時間を取ってここに攻めこまなければ!

ノーマ・フィールド『天皇の逝く国で(増補版)』

ノーマ・フィールド『天皇の逝く国で(増補版)』(→ amazon )を読了したのは、数週間前。少しずつ読んでいったので、読了まで購入してからずいぶんかかった。装丁のシンプルな美しさに、書店でつい手にとってしまった。 クレジットを見る限り著者は日本文学、日本近代文化論を専門とするようだ。だがこの本は社会学の質的研究法を下敷きにした、専門性の高いエッセイととらえることもできる。本書では、先の戦争と関わりが深い沖縄、山口、長崎の三人へのインタビューにもとづく、著者の情緒ぶかい考察で構成される。僕は、情緒ぶかさと論理的な考察が同居するところに、文学と社会学の質的研究の(大げさに言えば)奇跡的な接点があるように感じられてならない。 初版は1994年、原版"IN THE REALM OF A DYING EMPEROR"は1991年、バブル崩壊後、昭和天皇がホウギョして数年後に書かれている。本書に通底するテーマは、戦争責任の被害者と加害者という構図が作り出す、いつでも反転可能な状態に囚われている日本人だ。それは法が決定を下す意味での構図や、ウヨサヨの不毛な対立構図なんかも含みながら、僕らがこの問題にコミットするときにどういう空気感の鋳型にはまり込んでいるかを考えさせる。責任を持つ/持たせることが不可能な「聖性」と、それと対置される「人間性」。象徴天皇の二面性が我々の感覚に、というよりかは我々の感覚が天皇に象徴されていると言えるのかも知れない。 2011年の11月、震災のあとに増補版が発行されたことの意味は、被害者/加害者の入れ子状態の抽象度を一段階引き上げると、震災の特に原発関係の問題を同じパターンで捉えられる、という著者あるいは出版社の意向もあってのことだと思う。 少し長いが、著者による増補版によせたあとがき「あれから二十余年」から、印象深かった一節を抜き出し、掲げたい。いまここに一緒にいることの発見から出発することが希望につながると、筆者が言っているように思える。 ここまで考えてみると、どうしてもとりあげなければならないことばがもう一つある。おなじくナオミ・クラインが、前日に無名の人が演説で発したことばとして、紹介している。それは、"We found each other."だ。このfoundをどう訳そうか。「み

駄菓子みたいな

地球ドラマチック紀行見ながら。イギリスの片田舎が合唱でひとつになる話。なんであれ、連帯が生まれることそのものは不思議でワクワクすることだよね。 ラガーは駄菓子みたいな穀物の香り。安っぽくておもちゃみたいだな、といったところで、台所の片付けを。

大雪ラプソディー

2012年2月2日は、街中を大混乱に陥れた記録的大雪の日として、しばらくは山形に記憶されて、そしてさっさと忘れ去られるだろうから少しメモ。 別に山形に限ることなく、この日は全国的に降雪があり、あちこちで交通の混乱を招いた。身近な混乱で言えば、自家用車の掘り起こしを約90センチの深さから掘り起こし、ひざ上の雪で長靴がすっかり埋まってしまう。 除雪のおっつかない道路では至るところで身動きの取れなくなった自動車があり、案外みなさん四駆でもないのだなと思う。僕は最初に山形に移り住んだ時、雪と坂の多い地区だったし、雪国初心者としては安全を考慮して四駆を選んでいた。やたらと燃費の悪い車の、ほとんど初めてのアドバンテージ。 立ち行かなくなった車というのは、つまり柔らかい雪が次々降り積もるので砂地にはまり込むような感じになってしまうわけ。ということは大勢で押せばどうにかなる。したがって街中で止まった車には数人がどこからともなく集まってきて、せーのとやることになる。インフルエンザの娘を病院に連れていくために外出したわずか1時間半の間に、僕も3台の車救出に参加。 ふだん山形にいると、車社会の乱暴さみたいなものをよく体験する。詳細は書かないが、車に乗った山形の人たちは、歩いている人よりちょっと意地悪に感じることがある、が、こういう助け合いはやっぱり美しいといっていいのではないか。本当にわっと集まって来る。昨日は、自家用車、コンビニに来た配送車、タクシー。動かなくなった車を人海戦術でわーっと押して、動いたら笑顔でお礼を言って、手伝いの人たちは良かった良かったとか言いながら、さーっと元の持ち場に戻る。そのフットワークの軽さ。 少しずつ社会的労力をシェア、とかいうと胡散臭くなるけれど、まあそんな感じで。内田樹の村上春樹論で好きなのは、春樹が書こうとしていたことは「雪かきなのだ」というくだり。別にお金がもらえるわけではない、直接的な利益になるわけではない、けど誰かがひっそりとやることで、まるで自然に社会が回っているように見えるということ(だったと思う)。 マンションぐらしではなかなか当事者意識が希薄になりがちで、雪かきなど大家さんがやってくれるものだと思って、ついぞここではスコップを手に取ったことはなかったが、思い立って共同駐車場の雪かきを。ご近所