今年の前期は車で2時間くらいの距離のところまで非常勤なのだが、車の移動があまり好きではない。それは手持ち無沙汰になっちゃうからなのですね。音楽では間が持たない。昨年度は新幹線で移動する非常勤だったので、本読んだりできるのがすごく良かった(というか間違いなく都市部の読書を支えているのは電車による通勤時間)。それで、試しにポッドキャストを聞くようにしてみたらこれがはまった。
iPadに突っ込んだのはまずラジオ版「学問ノススメ」ラジオ版 学問ノススメ Special Edition。しりあがり寿、横尾忠則、高橋源一郎、川上未映子、内田樹、梁石日などラインナップはすごく贅沢で、まだ全部は聞いていないけれど、「なんかやってる」気持ちを保ちながら職場まで到着することができた。ポッドキャストっていいですね。ラジオ番組のおいしいところだけ抜いている点でものすごくインターネット的な感じがするけれど。あとは「ヴォイニッチの科学書」と「JUNKサタデーエレ片のコント太郎」を入れています。
ヒントは先輩がジョグしながらiPodに科学番組を入れて聞いているという話を聞いたこと。僕も体を動かすことは好きだけれど、体を動かすこと自体を目的とするのはなんかもったいない感じもあって、大好きな自転車でさえ基本的には通勤のかたちで生活に組み込んでいるわけですが。
「学問のススメ」で本日聞いたのは、高橋源一郎(『悪と戦う』について)と川上未映子、梁石日、渡辺謙。それぞれに良かったのだけど、ただインタビュアーにはもうちょっとがんばっていただきたい!作家が難しいこと言うのはしかたがないことなんで、わかんなかったらわかんなくていいじゃんか。分かったように相槌打って無理に番組成立させるより、分かろうとする姿勢で組み合ってほしいなあ、と思うのでした。じゃないと面白い対談にならないし、学問ノススメというタイトルなのに実質的なコメントが何も引き出せないことにもなる。梁石日の回なんて残念すぎるうえに質問や共感の言葉もちょっとどうかなあと思う連続でした。すごく良かったのは、高橋源一郎と渡辺謙ですが、両者ともほとんどインタビュアーなしで語り倒していました。聞き手を語り手が圧倒している感じ。
一方で、先日読んだ『ラップのことば』は聞き手とアーティストがうまく噛み合った良いインタビュー集だった。ヒップホップのライターさんか?が聞き手ということもあり、突っ込んだ話題できちんと噛み合えていて、読者向けの新しい発見や盛り上げどころを感じることができる。聞き手のレベルで聞きだせることも全然違うもんだなあと思ったことですよ。
iPadに突っ込んだのはまずラジオ版「学問ノススメ」ラジオ版 学問ノススメ Special Edition。しりあがり寿、横尾忠則、高橋源一郎、川上未映子、内田樹、梁石日などラインナップはすごく贅沢で、まだ全部は聞いていないけれど、「なんかやってる」気持ちを保ちながら職場まで到着することができた。ポッドキャストっていいですね。ラジオ番組のおいしいところだけ抜いている点でものすごくインターネット的な感じがするけれど。あとは「ヴォイニッチの科学書」と「JUNKサタデーエレ片のコント太郎」を入れています。
ヒントは先輩がジョグしながらiPodに科学番組を入れて聞いているという話を聞いたこと。僕も体を動かすことは好きだけれど、体を動かすこと自体を目的とするのはなんかもったいない感じもあって、大好きな自転車でさえ基本的には通勤のかたちで生活に組み込んでいるわけですが。
「学問のススメ」で本日聞いたのは、高橋源一郎(『悪と戦う』について)と川上未映子、梁石日、渡辺謙。それぞれに良かったのだけど、ただインタビュアーにはもうちょっとがんばっていただきたい!作家が難しいこと言うのはしかたがないことなんで、わかんなかったらわかんなくていいじゃんか。分かったように相槌打って無理に番組成立させるより、分かろうとする姿勢で組み合ってほしいなあ、と思うのでした。じゃないと面白い対談にならないし、学問ノススメというタイトルなのに実質的なコメントが何も引き出せないことにもなる。梁石日の回なんて残念すぎるうえに質問や共感の言葉もちょっとどうかなあと思う連続でした。すごく良かったのは、高橋源一郎と渡辺謙ですが、両者ともほとんどインタビュアーなしで語り倒していました。聞き手を語り手が圧倒している感じ。
一方で、先日読んだ『ラップのことば』は聞き手とアーティストがうまく噛み合った良いインタビュー集だった。ヒップホップのライターさんか?が聞き手ということもあり、突っ込んだ話題できちんと噛み合えていて、読者向けの新しい発見や盛り上げどころを感じることができる。聞き手のレベルで聞きだせることも全然違うもんだなあと思ったことですよ。
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