が、山下達郎だけ、という僕としては異常事態である。だいたい3か月持たず飽きるのが常態である。どうやらRCA/AIR時代が一番好きだということが分かった。ライブ盤のJOY、Disk2が良いというexpopの話は嘘じゃなかった。レッツ・ダンス・ベイビーが素晴らしすぎる。そしてライブ終盤あたり、声がジョージ・マイケルみたいだなあと思う。歌い声が好きなんだなあ。
山形で、あるいは言葉によっては東北で広く聞かれる変わった発音に、関東では濁音でいうところを清音でいうものがある。「ミツパ(三つ葉)」「ナガクツ(長靴)」「ヒラカナ(平仮名)」「イチチカン(一時間)」「〜トオリ(〜通り:路の名前)など。小林好日『東北の方言』,三省堂1945,p.74にはこれに類した例が、説明付きでいくつか挙がっている(音声記号は表示がめんどいので略式で。なおnは1モーラ分ではなく、鼻に抜ける程度の入り渡り鼻音(njm注))。 鼻母音があるとその次の濁音が往々にして無声化し、その上にその次の母音まで無声化させることがある。 ミツパ(三つ葉) mitsunpa マツパ(松葉) matsunpa マツ(先づ) mantsu クピタ(頚) kunpita テプソク(手不足) tenpusoku カチカ(河鹿) kanchika ムツケル(むずかる・すねる) muntsukeru この無声化はなほそのあとの音節にまで及ぶこともある。 アンチコト(案じ事) anchikoto ミツパナ(水洟) mitsunpana この現象は法則的に起こるのではなく、あくまでも語彙的・個別的に生じている。これって、どうしてこういうの?ということを仮説立ててみる。 * * * * * 伝統的な東北方言では、非語頭の清濁は鼻音の有無で弁別される。よく教科書に挙がる例では以下がある。 mado(的):mando(窓) kagi(柿):kangi(鍵)*ngiは鼻濁音で現れる場合と、入り渡り鼻音+濁音で現れる場合とあり 語頭では他の方言と同様に有声音と無声音の対立があり、非語頭では上記のような鼻音と非鼻音の対立がある(そして有声音と無声音は弁別には関与しない)のが特徴的と言われるが、こうした弁別体系は古代日本語の残照と言われることもある。実証的な論考で明示されたことではないのだが、多くの概説書で「〜と考えられている」といった程度には書かれており、定説とは言わないまでも通説と言ってよいだろう。 非語頭の濁音音節前に現れる入り渡りの鼻音は、中世の宣教師による観察にも現れているので、比較的最近まで(日本語史は中世も最近とかうっかり言います)近畿方言にも残っていたとされる。このあたりは文献資料でも確かめられるために、実証的な論考でも言い尽くされているところ。 さて、古代日本語...
コメント
悲しみを微笑みに見事すり替える
鮮やかな術の オー、ベイビー!
地球では見られない妙な神秘さに虜になるんすよ!
ところで、ぼくが「レッツダンスベイビー」のイントロだとずっと思ってたのはなんと前曲の「メリーゴランド」の後半部分でしたw 確か会場が同じでつながるもんですから、レッツダンスベイビーだと勘違いしてた。イントロないじゃん!
かつてはテープで聞いてたもんですから……。最近レンタルしなおして気づきました。
最後の方に入っているライド・オン・タイムも、サビ前のあたりで心臓わしづかみされてもう死にそうです。