2014年になりました。山形にやってきて9年目を迎えます。ブログ人生でいえば半分以上が山形。毎年、ここ山形の日々で得られる貴重な体験があります。食べ物や観光なんてのはそこそこという感じ(色んな種類のがあるのだけど体験しているうちにフラットになってくる)ですが、一昨年くらいに方言のデータベースを作成してみたらそこから言語学的な現象が色々見て取れて、これが飽きさせません。「民間語源」「特殊音節脱落」などのタグをつけていけば、授業でも使えるし概説書などでも事例に使える。
タグといえば、すでにevernoteを2年位前から使っています。この休み中に言語学系のクリップにタグをつけたりしていると、懐かしさもあり新しいアイディアを喚起されたりしています。読んだ書籍の気になる箇所のクリップやウェブのクリップも。手書きメモ帳もカメラでクリップしています。
ウェブからのクリップでは自分の関心でフォローが形成されているのでツイッターが良かった。FBは途中でなんだか疲れてしまって半年ほど放置でした。疲労を招くといえば、授業や会議の合間に一服入れるつもりで見るウェブ、あれはほんとうに良くないと思います。どうでもいいネタにハマって却って疲れるということが一昨年は結構ありました。まとめサイトや海外面白ニュースとかをつい読んでしまう無駄、みたいな。それで2013年の4月に次のようなことを印刷して、パソコンの壁紙にしていました。
「余計な仕事」なんてない!とか言われそうですが、そこは主観で(笑)。研究室にいればいるだけ仕事が増えていくので図書館で仕事することも多かった一年。最初のセメスターは壁紙の目標をほぼ実現できていて、授業も研究も家庭もそれなりにうまく行っていましたが、秋セメスターになると学生も就職活動やら卒業論文などで個人面談が頻繁に入るようになりほぼ実現できなくなります。かといって個人面談も非常に重要な仕事なので、欠かすわけにはいきません。今年はこのあたり、さらに工夫が必要でしょう。
ブログの投稿件数も2013年はこれまでで最低数でした。秋辺りからぱたっと書けなくなってしまったからですが。仕事がハードになるとアウトプット中心の生活になるので書きたいという内的動機に乏しくなるみたいです。自分の切り売りをして生活をしている感覚が出てくるとヤバい。インプット量を増やすために時間をきちんと確保したいと思います。そのためにはとっとと帰宅す(以下略)
不惑の一線を踏み越えたわけだし、やりたいことをきちんとやっていく一年にしたいと思います。ブログにもその一端を記していきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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