三宅乱丈『ユーレイ窓』(→amazon)が久しぶりに読みごたえのあるマンガでホクホクした。粒ぞろいのシリアス、ホラー、ギャグ、ガイキチ、ヒューマン?が詰め込まれている。基本三宅乱丈にヒューマンなどを期待していないのだが、2ホラー1ギャグ0.5ガイキチくらいのリズムに最後の決め打ちがヒューマンだったので、ほとんど編集の人の思惑通り落ちた。この作風のバランスを培ったのは、『ペット』『イムリ』でシリアス&ホラー方面、『ぶっせん』『北極警備隊』『まちこ船』『秘密の新撰組』でギャグ&ガイキチ方面、であることは間違いない。ギャグ&ガイキチが厚遇されているなあ。
初期のどうみても登場人物が男性だろうと女性だろうと全員ゲイみたいな感じが、少し変わってきたな。それは『ペット』リマスターエディションもそうなのだけど(これについては別エントリで)。ほら、やっぱり、ミヤーケランジェーロの思いが込められたペンネームであるからして。

初期のどうみても登場人物が男性だろうと女性だろうと全員ゲイみたいな感じが、少し変わってきたな。それは『ペット』リマスターエディションもそうなのだけど(これについては別エントリで)。ほら、やっぱり、ミヤーケランジェーロの思いが込められたペンネームであるからして。
コメント
そうだったのか!
この本、気になってたんだけど、やっぱり買うことにします。
で、三宅乱丈の短篇集としては一番の傑作だと思います。買いだと思います。