矢野顕子の文翔館議事堂ライブ(音楽堂ツアー→矢野顕子-音楽堂-)へ行った。中盤の声色のするどく研ぎ澄まされた感じとピアノの熱のこもり方が良かったな。福島でやった翌日なのか、少し疲れも見えた。後半、「本日は血行がいい」トーク以後、高音部が出きらないところや、歌詞間違いなどはヒヤリとする局面もあったが、6300円ならこんなもんでしょ。と勘定をする小さい自分炸裂。
印象深かったのは、セットリストのみからは見えにくいけれども、忌野清志郎への追悼的ニュアンスが感じられたこと。忌野清志郎の闘病生活へのエールとして作られた「きよしちゃん」、
そして清志郎「恩赦」のカバー。
あんまり歌詞が良いのでいま調べた。矢野顕子の清志郎はひたすら底抜けに優しかった。
セットリストの最後は、「ひとつだけ」。これは思い出しても泣ける。もちろん、清志郎と一緒に歌った曲。
アルバムバージョンだと、清志郎の歌詞間違いという愛嬌もありつつ、サビの部分に二人の声が聞き分けが難しいほどに重なりあう切々としたところは、何度聞いても鳥肌がたってしまう。今回のライブでは、矢野顕子がひとりで歌っているのに、清志郎のパートが頭に聞こえてしまって、それが泣けて泣けてしょうがなかった。
アンコールも終わって、ホールのあかりもついてから、清志郎の恩赦が流れた。もう、誰のライブだよ!
* * * * *
余談だが、ホールでは聴衆がほとんど身じろぎせず、背筋を伸ばして演奏に聞き入っていたことがちょっと不思議だった。明らかにロックなリズムで、矢野顕子が誘いをかけてきている曲もあったのに、クラシックの演奏会じゃねえんだよ、と。場所柄、なのかなあ。
印象深かったのは、セットリストのみからは見えにくいけれども、忌野清志郎への追悼的ニュアンスが感じられたこと。忌野清志郎の闘病生活へのエールとして作られた「きよしちゃん」、
そして清志郎「恩赦」のカバー。
新しい時代が始まったから
犯罪者たちに恩赦がある
woh woh 罪深い俺にも どうぞ
恩赦恩赦恩赦 on my mind
恩赦 for me
十分にもう 悔い改めた
あいつも恩赦がきっともらえるさ
woh woh 俺も同罪だから どうぞ
恩赦恩赦恩赦 on my mind
恩赦 for me
牢屋の中は不自由な世界
誰もが今夜も許しを乞う(以下略)
(忌野清志郎/歌詞:恩赦/うたまっぷ歌詞無料検索)
あんまり歌詞が良いのでいま調べた。矢野顕子の清志郎はひたすら底抜けに優しかった。
セットリストの最後は、「ひとつだけ」。これは思い出しても泣ける。もちろん、清志郎と一緒に歌った曲。
アルバムバージョンだと、清志郎の歌詞間違いという愛嬌もありつつ、サビの部分に二人の声が聞き分けが難しいほどに重なりあう切々としたところは、何度聞いても鳥肌がたってしまう。今回のライブでは、矢野顕子がひとりで歌っているのに、清志郎のパートが頭に聞こえてしまって、それが泣けて泣けてしょうがなかった。
アンコールも終わって、ホールのあかりもついてから、清志郎の恩赦が流れた。もう、誰のライブだよ!
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余談だが、ホールでは聴衆がほとんど身じろぎせず、背筋を伸ばして演奏に聞き入っていたことがちょっと不思議だった。明らかにロックなリズムで、矢野顕子が誘いをかけてきている曲もあったのに、クラシックの演奏会じゃねえんだよ、と。場所柄、なのかなあ。
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