そろそろ11才です。あれなお年頃なのです。三択(サンタク)肉絲(ロウスー)の実在性について疑義を呈するお年頃なわけです。
先日、タブレット端末で三択の存在についてとうとう彼は調べました。調べ学習の第一歩!このデジタルネイティブ!もちろん検索語は「三択」「肉絲」であります。すると検索結果のトップには「あなたは肉絲がいないことを子どもに知られたとき、どうしましたか?」が出てくるではありませんか!疑義呈しまくりの豚児は「やっぱり!」とまるで岳父が三択のイデアであらんかのごとき責めっぷり。岳父は「バカな妄言で世界に混沌をもたらす輩もいたものであるなあ」と限界すれすれの虚言詭弁で逃げ切ったのでございます。
Twitter炎上のこの時代に、諸賢におかれましては世界の秘密を軽々にWEBに記してしまう愚挙を是非とも控えていただきたい!三択の御姿は常に親・子・肉絲の三位一体にこそあり、真実の秘匿隠蔽にこそ抑制された日本的な美が潜んでいるものであります。わかりやすい言葉でネットに書くなど愚の骨頂、言語道断であります。とくに黄河九年のshow楽sayを抱える全国の家庭は炎上寸前ですから!let children show 夢!そしてsay偽装!
グーグル先生もクリスマス特集とかやってるくせに、こういうあれの検索順位を上位に持ってきている場合じゃないですよ。皆に愛される偽装こそ!
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そういう話とは全く関係のない話ですが、最近の配送というのはすごいですね。ロジスティクス、神。20日にアマゾンで注文したあれが24日に届く。24日にギリギリ届くというので、普段はあまり見ない「配送状況」をチェックすると、20日発注、21日上海から発送、23日岸和田、24日山形天童(佐川急便配送センター)ですからね。すごいもんだなあと思いましたよ。
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いつか大人になって父がコソコソ書いているブログを見つけてしまった子どもへ。世の中には知らないほうが楽しいことがある。真実ではないことが人を救うことがあるのですよ。それに真実は自分で見つけるものです。父と母はしたり顔で「11才の今年も、しておおせた」と祝杯をかわしています。
しかし父母がお前を騙していて、本当のことを教えてくれなかったからといって責めてはいけません。もちろん三択を責めてもいけない。願ったものが一度もやってこなかったのは三択の責任ではなく父母の責任です。DSとそのソフトをただ年に一度願っただけで何の苦労もなく手に入る奇跡を信じ、運に救われる人生を信じてしまうような子に育ってほしくはない、と願いました。もしこのエントリをお前が自分の検索力で発見したのなら、それはお前の成長です。父の「どうして俺がお前の誕生日じゃない時にプレゼントを買わなきゃならないんだ?」という舌先三寸を疑い、母の「三択は妖怪みたいなものだよ」(とっさの母の詭弁に父は驚いたものですが)という説明に丸め込まれず、よく真実に至りました。これこそが三択を偽装してお前にプレゼントしたかったものです。
もし偶然ではなく自力で検索し、このエントリにたどりつくことができたのなら、情報取得日と検索語を添え、かつそのスクリーンショットを提出してください。確認し次第、上限5000円で何でも買ってやるから!父が立ち上げっぱなしのパソコン画面をのぞいたとかはだめですよ!
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