一週間前にスーパーで生秋ジャケを購入して、冷蔵庫に保存しておいたものを、一昨日ソテーにして食べた。パック内でにゅるっとしておる状態だったが、食えるでしょ、賞味期限は偽装するから悪いのであって、1週間先まで大丈夫って表示すれば余裕でしょ~という緊急時の普遍的な常識で(このところずっと緊急時です)食ったところ、予想に反して超当たった。軽い脱水症状が2日続いています。今朝はおかゆ。
子どもが友人たちと「お尻はいくつか」という論争を楽しんだらしい。友人たちの意見が「お尻は2つである」、対してうちの子どもは「お尻は1つである」とのこと。前者の根拠は、外見上の特徴が2つに割れていることにある。後者の根拠は、割れているとはいえ根元でつながっていること、すなわち1つのものが部分的に(先端で)2つに割れているだけで、根本的には1つと解釈されることにある。白熱した「お尻はいくつか」論争は、やがて論争参加者の現物を実地に確かめながら、どこまでが1つでどこからが2つかといった方向に展開したものの、ついには決着を見なかったらしい。ぜひその場にいたかったものだと思う。 このかわいらしい(自分で言うな、と)エピソードは、名詞の文法範疇であるところの「数(すう)」(→ 数 (文法) - wikipedia )の問題に直結している。子どもにフォローアップインタビューをしてみると、どうもお尻を集合名詞ととらえている節がある。根元でつながっているということは論争の中の理屈として登場した、(尻だけに)屁理屈であるようで、尻は全体で一つという感覚があるようだ。つながっているかどうかを根拠とするなら、足はどう?と聞いてみると、それは2つに数えるという。目や耳は2つ、鼻は1つ。では唇は?と尋ねると1つだという。このあたりは大人も意見が分かれるところだろう。僕は調音音声学の意識があるので、上唇と下唇を分けて数えたくなるが、セットで1つというのが大方のとらえ方ではないだろうか。両手、両足、両耳は言えるが、両唇とは、音声学や解剖学的な文脈でなければ言わないのが普通ではないかと思う。そう考えれば、お尻を両尻とは言わないわけで、やはり1つととらえるのが日本語のあり方かと考えられる。 もっとも、日本語に限って言えば文法範疇に数は含まれないので、尻が1つであろうと2つであろうと形式上の問題になることはない。単数、複数、双数といった、印欧語族みたいな形式上の区別が日本語にもあれば、この論争には実物を出さずとも決着がついただろうに…。大風呂敷を広げたわりに、こんな結論でごめんなさい。尻すぼみって言いたかっただけです。
コメント
弱ってるから当たったんじゃない?
室内干しについてですが。
部屋の角の鴨居の二辺にのっける三角形みたいな棒があるんだよ。(こんな説明じゃ分からないか・・・)
それを部屋の対角につけて物干し竿を渡すととても便利。
ホームセンターで探してみて。
なけりゃ自分で棒を渡せばいいんだけどね。
タイで修行だな。
ども。弱ってるからなんだろうなと思います。ほぼ一週間が経過したのですが、全然治りません。どころか食欲がみるみる下降中。おえー。胃も痛いし、わりあい深刻なのかもしれん。
三角形のやつ、うちにもありますよ。山形には室内干しのコーナーが必ずあるそうで、うちにもあります。日のあたる側に出っ張った部屋があって物干し竿がかかるようになってんの。それでも気温が低いから乾かないんだよね。
>匿名さん
フロムタイですか。鍛え方は断然足りないと思うよ。サンピンとかで修行を重ねたはずなのにな、、、。